モニタリング無線端末 Ailes MagicBee AD
機器仕様について
- 機器の電源仕様はどのようになってますか?
- 親局はPCとUSB接続となり、USB経由で電源供給されます。
子局(エンドデバイス)は外部電源供給又は電池駆動となります。
外部電源を用いる場合は付属のACアダプター又は端子台からのDC24V供給となります。
ルータ―デバイスの外部電源はACアダプターのみです。
- 電池の寿命はどれくらいですか?
- 10分周期でデータ送信した場合、約5年程度の寿命(計算値)となります。
但し、使用環境により差が出る場合がございますのでご注意下さい。
- 電池は充電式ですか
- 一次電池ですので、充電はできません
※産業用途の電池ですので、交換時には弊社にお申し付けください
- 子局の耐環境(使用温度・防塵対策)を教えてください。
- 製品仕様は-10℃~60℃となります。
但し、ACアダプタ使用の場合は0~40℃となります。
防塵防滴対応ではありません。防塵防滴対応の樹脂ケース内に設置願います。
- 子局のアドレス設定方法は?
- 子局本体のロータリースイッチにて行いますので簡単です。
- Ailes Magicbee ADへの接続コネクターの仕様を教えてください。
- 工具を使用せず、裸線をバネの解放にて入線するタイプの端子台となります。
外線は最小0.08sq 最大0.5sqとなります。
- 接続台数は?
- 親局との子局(エンドデバイス)のみの構成であれば、親局1台に対し、子局10台推奨となります。
ルーターを複数台使用する事で、ネットワークあたり最大100台の子局(エンドデバイスとルーターデバイス)が接続可能です。
- 子局とセンサー間の配線長は最大何メートルですか?
- センサーのケーブル長は5m程度で使用してください。
※ケーブルをノイズ源との接近・併走させると、計測データへの影響や、誤動作の原因となります。
標準ソフトウェアについて
- 標準ソフトウェアとは?
- グループ・子局設定用AP、稼働チャート表示AP、電波強度表示APの3種類で構成されております。
- 標準ソフトウェア動作用PCスペックについて教えてください。
- OS:Microsoft Windows7、8、10
※32bit、64bit両方対応。
※日本語OSのみ対応。
CPU:Intel Core i3以上
メモリ:4GB以上
ハードディスク:20GB以上
ディスプレイ:1366×768以上の解像度
その他:Microsoft Net Frramework4.5以上がインストール可能。または、インストール済みであること
- 標準ソフトウェアはおいくらですか?
- 無償となります。親機ご購入時にCD同封となります。
無線仕様について
- 無線種類は何になりますでしょうか?
- 無線LANやBluetoothと同じ2.4GHz帯の無線通信です。
「ZigBee」規格を使用したワイヤレスセンサーネットワーク機器になります。
- 通信距離は何m程度でしょうか?
- 見通し距離 屋外で1200m、屋内60mとなります。
但し、使用環境により差が出る場合がございますのでご注意下さい。
※中継局(ルータ)を使用することにより、通信距離を伸ばすことが可能となります。
※上記記載距離は無線モジュール単体での見通し距離となります。
- 「ZigBee」規格無線の特徴は?
- 中継局(ルータ)を使用することによりメッシュネットワーク構築が可能となります。
構築する事により、最適な通信経路を選択し、通信を開始する為通信品質確保に役立ちます。(アジリティ機能)
- 電波が届くかどうかわからないのですが、どうすれば良いですか?
- デモ機を貸し出しておりますので、お試しください。
※設置高さやアンテナの角度によって受信感度が変るので、併せて確認してください。
- 無線電波の通信状況は確認できますか?
- 標準ソフトウエアの電波強度モニタで通信電波強度を確認できます
- 天候により電波状況は変わりますか?
- 電波は電磁波の影響を受けやすく、雷や太陽フレアの影響をノイズとして受ける事があります。
- アンテナだけ取り外して別の場所に付けたいのですが・・・
- 技術適合認証範囲外となりますので、アンテナの取外し、延長等は行わないでください。
- 無線免許の申請は必要ですか
- 不要です。
マジックビーで使用する2.4GHz帯は、日本の法律で10mW以下の技術基準適合証明を受けた機器であれば
「免許の不要な無線局」と定められています。
- 海外で使用できますか?
- 日本国内でのみ使用できます。
- 他の電波機器(Wifi、blue tooth)と電波干渉しませんか?
- 電波干渉で通信障害が起こる可能性があります。
無線チャンネルを競合が無い帯域へ変更する事で、回避する事が可能です。
- 水中で使用できますか?
- 水中では電波が届かないので無線機器自体を水中に配置する事はできません。
センサー部分のみ防水処理をして水中にをセンシングする事は可能です。
- 他社の無線機器と通信できますか?
- プロトコルが異なる為、通信できません。
- 建物間で通信を行いたいのですが可能ですか?
- 電波が届く範囲であれば可能です。
※分厚いコンクリートや鉄板、スレート等は電波を減衰又は反射してしまいます。
ガラスは電波の減衰率が低いので、無線機を窓際に設置する事で電波環境は良くなります。